『生きるために働いて、なぜ私たちは病んでいくのか』

ノラの身の上話

​皆さん、こんにちは。ノラ🐈‍⬛だよ。

​いきなりだけど、こんなこと考えたことない?

​私たち現代人って、何か得体の知れないもののために、毎日毎日、時間もエネルギーもすり減らしてないかって

​「奴隷」なんて大げさに聞こえるかもしれないけど、ちょっと考えてみてほしいんだ。

​私たちの時間の「所有者」は誰?

​朝起きて、スマホをチェック。通勤電車でニュースやSNSをチェック。仕事中もメールやチャットの通知に追われ、帰宅してからもYouTubeやネットフリックスで時間を溶かす。

​私たちは「自分の意志で行動している」と思ってる。でも、本当にそうかな?

​気づいたら、通知音の奴隷になってない?アルゴリズムがおすすめする情報の流れに、ただ流されてはいない?

​その通知音の裏にいるのは誰?アルゴリズムを決めているのは誰?その正体、実はよくわからないままじゃないか。ぼんやりとした「社会」とか「流れ」とか、そういう見えないものに、私たちの貴重な時間が次々と吸い取られてる。

​「生きるため」が「苦しむため」に変わる瞬間

​皆さん、一番身近で深刻な矛盾に気づいてる?

​私たちは生きるために働いてる。お金を稼いで、ご飯を食べて、家賃を払って、生きていく。

​でも、その「生きるための仕事」が、いつの間にか私たちの心を追い込み、苦しめ、最悪の場合、病んでしまうところまで連れていく。

​これは、完全に本末転倒だよね。命を守るはずの手段が、命を削る原因になってるんだから。

​ノラはね、過去に2回、この矛盾のせいで本当にヤバいところまで行ったことがあるんだ。我ながら学習能力がなさすぎて泣けるんだけど(笑)。

​⭐20代⭐「熱血バカ」は命取り

​20代の時。仕事もお客様も大好きだった。本当に大好きだったのだ!だからこそ、「もっと貢献しなきゃ」「期待に応えなきゃ」って、夜中の職場の椅子で何度夜明けを見たか分からない。

​「終電?ああ、そんな時代もありましたね」(-)_(-)。。って顔で、レッドブルと缶コーヒーを燃料に戦ってた。我ながらアホなんだけど、誰にも負けたくなかったし、お客様の「ありがとう」が麻薬だったんだよね。

​でもある日、急に動けなくなった。本当にピタッと。体が完全にストライキを起こしたの。ベッドから起き上がれなくて、頭の中は「仕事行かなきゃ」なのに、体が泥のように重い。あの時、私の命を燃やしていたのは、仕事への情熱じゃなくて、「休んじゃいけない」「負けられない」という正体のわからない呪いだったんだ。

​⭐40代⭐「ベテラン」の意地も命取り

​40代に入っても、また同じことを繰り返した。仕事は超楽しかった。でも、ベテランとして「私がやらなきゃ、誰がやる?」みたいな妙な意地があって、仕事を抱え込み過ぎた。

​気が付いたら体はボロボロで、医者に「ノラさん、このまま続けると、過労死しますよ」って、再び冷たい宣告を受けたんだ。もう、コントだよ。20年経っても同じ失敗してるんだもん。

​私たちは、「多少無理してでも成果を出さなきゃ(つд⊂)💧」という、誰が決めたかわからない見えないルールに縛られ、自分の心と体の声を聞かない。この「ルール」こそが、私たちが気づかないうちに服従させられている正体のわからない主人なんだ。その主人の要求に、体力が尽きるまで応じようとしてしまう。

​「いいね」と「マウント」という名の鎖

​見えない鎖は、仕事の外にも無数にある。

​SNSで「いいね」をもらうために、ちょっと無理して映える写真を撮ったり、自分の意見を曲げたり。誰かの承認欲求を満たすための「いいね」に、私たちはどれだけの感情と時間を費やしているんだろう。

​ノラは負けず嫌いだからこそ、わかる

​そして、投資の世界でも同じ。

​資産を増やしたい、豊かになりたい。それはすごく健全な欲望だよ。

​正直、ノラだって負けず嫌いだから、「負けたくない」「もっと上に行ってやる」って気持ちはすごく大事だと思うんだ。競争があるからこそ、切磋琢磨して、予想外のアイディアや成長が生まれるのも事実だしね。

​でもね、度が過ぎるとおかしくなる。

​X(エックス)のコメント欄とか見ると、直接的な表現ではなくても、「俺は儲かった」「お前は間違ってる」って、お互いにマウントを取り合ってる人たちがいる。あれを見ていると、ゾッとするんだ。

​「お金を稼ぐこと」より「勝つこと」が目的になってないか?って。

​「俺のほうが先に気付いていた」「素人は黙れ」とか。正直、そんなことしてて楽しいかい(-)_(-)

​結局、誰が儲けたとか、誰が正しいとか、そんな他人の評価軸で自分を測る限り、私たちは正体のわからない見栄という鎖から逃れられない。誰がこのゲームを作ったのか、誰がこの鎖を握っているのか、よくわからないまま、私たちは競い合ってるんだ。

​奴隷からの解放と、この年になって気づいた真実

​私たちが奴隷になっている「正体のわからないもの」の多くは、実は私たちの心の中にいるんだ。不安、焦り、承認欲求、ぼんやりとした義務感、そして、「この仕事を辞めたら生きていけない」という恐怖。

​これらを「自分の感情だ」と認めること、そして「これは本当に自分に必要なのか?」「生きるために、本当にここまで自分を削る必要があるのか?」と立ち止まって問うこと。

​ノラが過労死しかけた時に学んだのは、「あなたの命は、どんな仕事の成果よりも大切だ」ってこと。このシンプルな真実を思い出すことが、見えない鎖を断ち切る最初の一歩だよ。

​お金で買えない「時間」と「健康」

​そして、この年になって心からわかるのが、時間健康こそが、どんなお金や名誉よりも価値があるってこと。

​ノラは昔、体調を崩した時、本当に何もできなかった。当時、バリバリ働いていた仕事仲間たちは、当然、ノラのいない場所でどんどん先に進んでいく。不思議な気持ちだったよ。

​でもね、その時、いくら口座にお金があっても、「散歩をするための元気」も「ベッドから起き上がるための時間」も「楽しかった記憶を思い出せる頭の冴え」も、何一つも買うことはできないんだ。

​有名な話だけど、病室のベッドで「もっと残業すればよかった(。・´д`・。)」って後悔する人は一人もいない。みんな、「もっと家族と旅行に行けばよかった(/´△`\)」「趣味に時間を使えばよかった(/´△`\)」って言う。

時間は、命そのもの。健康は、その時間を楽しむための土台。

​私たちは、この二大資産を切り売りして、見栄や評価や、正体のわからない鎖に繋がれたまま、お金を稼ごうとしすぎなんだ。

​皆さんも、ノラみたいな熱血バカにならないようにね!自分の負けず嫌いは、自分の成長のためだけに使うんだ。そして、あなたの時間と健康を、一番大切にしてあげて。

​皆さんにとって、今、時間を吸い取っている「正体のわからないもの」は何?そして、あなたを苦しめている「仕事のルール」は本当に絶対的なものなの?

​それを知ることが、あなた自身の自由を取り戻すきっかけになるかもしれないよ。

​じゃあ、またね! ノラでした!

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